ご要望・課題
プリセットカウンター(落差補正値付き)で計量していたが、計量システム全体を見直しレシピをPLC内部にファイルとして持つようにした。
最初はバッチカウンターと同じ考え方で計量システムのプログラムを作成したが、毎回仕込み量に微妙な誤差があり、製造担当者には不評であった。
解決方法
タンク毎に落差補正値を持ち、計量値を元に落差補正値を毎回自動計算するソフトウェアを組み込んだ。落差補正値を毎回再設定させることで精度を向上させた。
<具体策>
これまでは共通の落差補正値を元に計量設定値を決めていたが、前回の計量の実測値から“落差補正値の補正値”を演算。これを計量毎自動演算する事で、微妙にずれていた計量値を補正する仕組みが完成した。
- タンク毎に落差補正を考慮した設定値で計量をする
- 実際の計量値が設定値より多ければ、落差補正値を次回減らし、少なければ増やす
<使用した製品>
- 流量計
- 自動弁